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365日のアーユルヴェーダ 9月

 

07. セイロンシナモンとカシア

セイロンシナモンとカシア

 

かなり違う個性を持つ、セイロンシナモンとカシア。

爽やかでやさしいセイロン。
力強くスパイシーなカシア(漢方薬の「桂皮」としても知られます)。

「今日はどちらがピンとくる?」

情報よりも先に、まずは香って、自分の感覚を信じて選ぶと、
今の心身が喜ぶ選択をしていることが多いもの。

秋冬に、体を温めホッとしたい時、リラックスしたい時にも、シナモンはあると嬉しいスパイスです。

(※ちなみに、カシアは成分が強いため、毎日のように摂るならセイロンの方が穏やかです。
どちらも過剰摂取はNG。)
 

 

 

 

06. ゴールデンタイムの過ごし方

 

ゴールデンタイムの過ごし方

 

今年の残り3ヶ月の過ごし方が、来年を創ります。

アーユルヴェーダでは、季節ごとに優勢になるエネルギーがあると考えます。

その流れに沿うことが、私たちの力を最大限に引き出すことにつながります。

これからの季節は、秋は、 新しいアイデアやワクワクすることが浮かびやすい
「楽しく夢を見る」時季。

晩冬(12月後半)からは、その夢を、着実な計画に構築する
「形にする」時季。

この流れを意識すると自分らしい未来を創造しやすくなります。
 

 

05. 足先の冷んやりは秋の準備のお知らせ。

 

足先の冷んやりは、秋の準備のお知らせ
最近ふと感じることがある足先のひんやり感。

9月も半ばになると、「そろそろ体を温める準備を始めて」と、教えてくれているようです。

そろそろセサミオイルの出番かな。

ごま油は、乾燥した肌に潤いを与え、体を内側から温めてくれます。

そこまで冷えが強くない今、ぜひ試してほしい実験。

まずは片足だけ、セサミオイルでマッサージしてみてください。

オイルを塗った足だけが、じんわりと温かさが続くのを、きっと体感できるはず。

 

 

04.書くということ

 

アーユルヴェーダ手帳

 

情報過多で散らばりがちな思考を、デジタルの速さに追いつかせようとするのではなく、
鉛筆を握り、文字を綴るという穏やかなリズムに戻す。

書くことは、自分を「今ここ」につなぎとめ、安定させる時間。

現代社会で乱れやすい「風のエネルギー(ヴァータ)」を
穏やかに整えるので、心身全体の調子を上げてくれます。
 

 

03. 秋の「なんとなく不調」の理由とケア

 

秋の「なんとなく不調」の理由とケア

 

少し涼しくなったとホッとしたら、また酷暑が戻ってきたり。
台風など強風の日も増えてきました。

気候の変化が激しい秋のはじまりは、「風(ヴァータ)」のエネルギーが増え、自律神経も揺らぎやすい季節です。

特に、ホルモンバランスの変化が大きな世代にとって、

晩夏から初秋は、どっとした疲れや理由のない不安、寝つきの悪さとなって現れやすい時期です。


そんな時に、おすすめのシンプルなセルフケアがあります。

それは、お尻の上の「仙骨」のあたりを、じんわりと温めること。

このあたりは、心と体をリラックスモードに切り替える副交感神経の入り口です。

ここを温めることで、神経が穏やかになり、全身の力も緩み、巡りが良くなり、心身が安定しやすくなります。

写真の玄米カイロは、10月のクラシツクルでお届けするもの。
じんわりと湿度のある玄米の温もりが、こわばった心と体を芯から解きほぐしてくれます。

 

02. ざわつく思考にカルダモンミルク

ざわつく思考にカルダモンミルク

 

頭の中がぐるぐると考え事だらけで、なかなか眠りにつけない夜に。

体が疲れているはずなのに、頭が妙に冴えてしまっている

そんな時は、「風のエネルギー(ヴァータ)」が、乱れているかもしれません。
(台風の影響で乱れる方も多いです)

そんな晩夏の夜のおすすめその1が「カルダモンミルク」。

「スパイスの女王」とも呼ばれるカルダモンの上品な香りが、ざわつく思考を鎮めて穏やかに。

温かいミルクも、疲れた神経を休ませてくれます。

カルダモンミルク、季節の変わり目の揺れ動きを落ち着かせてくれます。

就寝の1ー2時間前に、温かいカルダモンミルクをゆっくり飲みながら

スマホは遠くに置いて、読書をしたり、手帳にメモしたり。贅沢な気分になれる夜のお供に。

次の日の朝、スッキリと目覚める夜の過ごし方

 

【簡単レシピ・カルダモンミルク】


1. ミルク(牛乳、豆乳、オーツミルクなどお好みで)を鍋に入れ、?カルダモンの鞘を1粒、潰して加える。
2. 弱火でゆっくり温め、沸騰直前で火を止める。
3. お好みでターメリックや砂糖を加えても。
(*貧血予防にも◎といわれます)
 

 

 

 

 

 

01.残暑に嬉しい冬瓜スープ

 

むくみ解消に!アーユルヴェーダ的「冬瓜スープ」の作り方【簡単レシピ】
 

体にこたえる暑い日が続いています。この時期に、体内の過剰な熱をとってあげることが、

秋冬の「冷えにくい体」を作ることにも繋がります。
夏に溜め込んだ過剰な熱は、私たちの体内の潤いやエネルギーを消耗させてしまいます。

熱をきちんと鎮めておくことで、秋からの乾燥や冷えに負けない、健やかな体を保つことができます。

この溜め込んだ過剰な熱を、やさしくとってくれる「冬瓜」。

クミンやコリアンダーのような消化を助けるスパイスと共にスープに。
夏の疲れで弱りがちな胃腸に負担をかけず、過剰な熱をとりながら大切な潤いは守ります。


季節の変わり目を心地よく過ごすための、アーユルヴェーダの知恵です。
 

我が家の簡単レシピ【冬瓜のスパイススープ】


1.軽く潰したクミンとコリアンダーシードを少量のギーで炒める。

2.サラダ用のささみを茹でた後の出汁を入れて角切りにした冬瓜を煮る。

3.冬瓜が柔らかく、半透明になったら塩で味付けして完成。パクチーとの相性も抜群。