最も優れた油『ギー』
健康や美容に感心高い方たちに注目されている「ギー」は、
発酵無縁バターから、タンパク質や水分をとりのぞいた
100%ピュアな乳脂肪分です。
アーユルヴェーダでは、最も優れた油といわれ、
食べるだけでなく、傷や火傷を治したり、赤ら顔を改善したり、
など、使い方もとっても多い油です。
ギーは心に身体に頭にいい油の代表格です。
ヴァータ(風のエネルギー)とピッタ(火のエネルギー)を下げます。
作り方
①無塩バターを鍋にいれ、中火で溶かす。
発酵無塩バターで作ると美味しい。
②弱火で水分を飛ばす。表面が細かく白い泡で覆われる。
③パチパチという音がして、泡が大きくなる。
上に白い泡、真ん中に透き通った黄金色の
オイル、底に茶色のカスのようなものが
沈んだら火を止める。
④ガーゼやコーヒーフィルターなどで、濾す。
心身に嬉しいギーの特徴
- 燃焼しやすく、身体に負担がかからない。
- 身体を潤し、安定感を与える。
- 疲労回復、疲れにくい身体作りに。
- 脳の活性化、記憶力を高める。
- 老化防止、若返り効果。
- ヴァータ性の便秘解消
- 安眠へと導く
- 視力を高める
- 睡眠の質を向上させる
ギーの使い方紹介
たべる
- 炒め物に(お料理にこくがでます♪)
- スープにたらす。
- ギーで野菜を焼き、岩塩をかける。(シンプルでギーを楽しむことができます)
- トーストに塗る。黒糖やきび砂糖との相性抜群です。
塗る
- 赤ら肌のマッサージに
- 乾燥対策に
- 手荒れ、ささくれに
- ターメリックと混ぜて、にきびや軽い火傷のケアに
- まぶたの上にのせて、リラックス。質のよい眠りへ
- 目のふちに塗って充血目対策。
*使用感には個人差がございますので自己責任でお願いします。
*合わないと思ったらすぐに使用を中止してください。
アーユルヴェーダでは
ギーを飲む
アーユルヴェーダには、『パンチャカルマ』という療法があります。
たいていは、2週間以上入院して、身体全体の毒素を排出します。
パンチャカルマの行程では、はじめに毒素排出しやすい、
治療しやすい身体にするため、ハーブやオイルなどを数日間処方されます。
そのときに多く使用されるのが「ギー」です。
「ギー」を数日間飲みます。。。。(医師の処方による)
お料理にいれるととっても美味しいギーですが、
そのまま飲むのは、とても辛く(個人差があると思います)。
ギーは、消化の力を整え、ピッタ(火のエネルギー)を鎮静させます。
そして、毒素を排出しやすい状態に身体を導きます。
目の健康に
ネトラパルタナという、目の周りに土手を作って、
そこにギーを溜め、目を浸す療法があります。
目の疾患の改善に行われます。
数年前に南インドのクリニックで、研修仲間が受けている様子をみて、
ウルトラマンのようだと思いました。
ネトラパルタナ後は、しばらく直射日光を浴びるとよくないとのことで、
サングラスをしていた友人でしたが、その後、視界が広がり、視力も上がったそうです。
私は、目が疲れたときや、充血目のときに、目の縁にギーを少し塗り、
瞬きを行います。はじめは視界がかすみますが、徐々に目の疲れがとれます。
ギーとアイメークと輝く黒目と
私(ブラフ弥生)が愛用しているメーク用品『ガジャル』。
インドに行くと大人買いする商品の一つです。
アイライナーなのですが、目のケアになるすぐれもの。
このアイライナーは、『ギー』を燃やしてでる煤が主原料です。
私の目はまつげが上向きに生えているため、
まつげの内側の目の縁が白く見えます。
そのため、ビックリしているような表情に見えやすいので、
そのふちの黒目の上部分にほんの少し『ガジャル』を。
『ガジャル』を片側の黒目の上に少しつけました。黒目が大きく輝いて見えます。
私の愛用しているヒマラヤ社の『ガジャル』は、目の疲れに嬉しいローズ水や乾燥予防のナチュラルオイルも配合されています。
白目の充血も予防してくれます。
Herbal Ayurveda ハーバルアーユルヴェーダ