夏バテ予防に冬瓜スープ
暑い日が続くと、身体は多くの熱を作りたくないため、
体内の熱をおこす動きに制限をかけます。
お食事を消化吸収するための、
胃腸の働きも暑い日には普段よりも弱まります。
体力をつけよう!と焼き肉など、消化が大変なものを食べたり、
食べやすいからと、冷たいものばかり食べていると、
消化できないもの(未消化物)が溜まっていきます。
食欲が落ちているときは、消化にやさしく、
栄養がとれ、ミネラル補給ができる
こんぶや小魚のお出汁がおすすめです。
今回は、夏バテ予防におすすめの食材
『冬瓜』のスープをご紹介します。
材料(4人分)
こんぶや、鰹節or小魚でとっただし汁 600-800ml
冬瓜 (4分の一ほど)
岩塩 (小さじ半分ほど)
料理酒 (大さじ1ほど)
醤油 (小さじ1ほど)
*だし汁は多めに作って、
煮物やご飯を炊くのに使うことをお勧めします。
作り方
1、あらかじめ水につけておいた昆布と鰹節or小魚を煮出して、
濃いめの出しがでたら、濾す。
2、だし汁を中火にかけ、沸騰したら、だし汁に、料理酒少々と岩塩をいれ
薄味をつける。
3、皮を剥いて、千切りにした冬瓜をいれ、2?3分煮る。
4、冬瓜が透明になってきたら出来上がり。
お好みでねぎや茗荷をいれましょう。
冬瓜
インドや東南アジアから、奈良時代に日本にやってきたといわれている
『冬瓜』は夏が旬です。冬まで保存がきくことから、冬瓜という名前になったそうです。
冬瓜は水分が多く、カリウムが豊富で利尿作用が高いため、デトックスやむくみ予防も期待できます。また身体の熱をやさしく冷まします。
インド料理には、冬瓜を使ったものが多いのですが、
アーユルヴェーダでは、冬瓜とスパイスなどを煮込んだジャムのようなくすりもあります。
ハーバルアーユルヴェーダ Herbal Ayurveda