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ピッタ(火・水のエネルギー)

 

 

ピッタの働き

 

ピッタ(Pitta)は、

五大元素の『火』に『水』の要素が加わって成り立ちます。

 

ピッタは熱く燃える『火』のエネルギー。

紙を燃やすと灰になり、木を燃やすと炭になるように、

火は物質を変換します。

 

私たちの体内では、

消化、代謝など、『変換』させる働きを行います。

 

 

食事は栄養素や老廃物に変換されますし、

エネルギーが身体の組織に変換されます。

これらはピッタの働きによるものです。

 

物事を的確に捉えて、それを変換して、

分かりやすくまとめる論理的な思考も、ピッタの働きによるものです。

 
ピッタ 体質理論
 

アーユルヴェーダの体質理論については、下記をご参照下さい。

https://ayurveda-ganesha.jp/10063.aspx?

 

ピッタの特徴

 

火を思い浮かべてみましょう。

 

熱く、上に向かっています。

色も温度も、ギラギラと鋭くシャープな印象はありませんか?

 

ピッタは、火が持つ、熱い・鋭い・軽い・激しい・やや油性などの質に加え、

液体性や流動性など水の質もあります。

 

 

身体的特徴

 

  1. 中肉中背
  2. 程よい筋肉
  3. 肌はやや油っぽく艶やか
  4. 暑がりで汗をよくかく
  5. くせ毛や猫毛

 

性格の特徴
  1.  
  2. 知性的でリーダータイプ
  3. 目的を持った行動力がある
  4. 頑張りや
  5. 正義感が強い
  6. 情熱的
  7. 努力家
  8. チャレンジ精神が旺盛
  9. 理論的な話し方

 

 

 

ピッタが過剰になると

 

  1. 皮膚に赤い発疹ができる

  2. 口内炎ができる

  3. 口内に酸味を感じる

  4. 体内のほてりや灼熱感

  5. 軟便、下痢になる

  6. 白目が充血する

  7. 頭痛が生じる

  8. 怒りっぽくなる

  9. 批判的になる

  10. 論破したくなる

 

 

などの症状があらわれやすくなります。

当てはまる方は、ピッタの鎮静を心がけましょう。

 

 

ピッタを鎮静する生活法

 

体質的に、ピッタがもともと優勢であったり、過剰になっている方は、

まずピッタを鎮静する生活を心がけましょう。

すべてやろうとせずに、できることから少しずつ試してみてくださいね。

 

<ライフスタイル>

 

  • 直射日光のもとで長時間すごさないようにする。

  • 過活動を避ける。

  • 心穏やかに過ごす。

  • 空腹をさける。

  • 滝や湖など水のある場所に行く。

  • お月見をする。

 

<食事>

 

暑いからといって冷たいものをとりすぎると、消化力が弱まります。

キュウリや冬瓜、ぶどうや桃など身体をやさしく冷ます旬の野菜や果物を上手に取り入れましょう。

 

ピッタを減らす味は、苦味・渋味・甘味。

ぶどうや桃は3つの味が揃っていますね。

 

逆に、辛味・酸味・塩味は、ピッタを増やしますので、

とりすぎないようにしてください。

 

*6つの味はすべてを取り入れることがおすすめなので、

過剰にならないようにしましょう。バランスが大切です。

 

ピッタの特徴に、何事も過剰になりやすいということもあげられます。

 

暑い日 月見 アーユルヴェーダの智恵

 

 

 

ハーバルアーユルヴェーダ Herbal Ayurveda

 

 

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