常に変動している
芽吹きの季節は、とっても気持ち良いのですが、
寒暖差も気圧も変化の激しい時期。
お庭を見ていても、景色が毎日変わります。
4月は、生活環境が大きく変わる人も多いですよね。
変化がなければないで、
なんだか不安になってしまうことも。
ヨーガやアーユルヴェーダには、
『人間は大宇宙の中の小宇宙である』
という考えがあります。
大宇宙の縮図が私たち一人一人。
外界の変動と同じように、
体内エネルギーも変動し続けています。
アーユルヴェーダの体質理論の基礎
ドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)。
この『ドーシャ』という用語には、
濁り、増えやすいもの、病素、という意味があり、
変動することが前提にあります。
環境変化の大きな時は、
体内エネルギーの変動も大きいもの。
先日、「不安が強くてどんよりしています。」
とトリートメント前におっしゃていたお客様。
アーユルヴェーダの自然の摂理の考え方や、
季節の過ごし方などをお伝えし、
身体の流れを促進する2種の
トリートメントをおこないました。
トリートメント後に、
シャワールームから声が聞こえたので、
呼ばれたかな?と近づいてみると、
明るくポップな鼻歌が♪
自然のリズムのことを知る、
何をすればいいかを知る、
身体の流れが促進される、ことで
心も軽やかになったのだと思います。
この時期は特に変動が大きいのだと、
知っておくだけでも
楽になることはたくさんあります。
この時期に多い3つの気持ちの変動。(混ざってる方も)
①不安感が強く落ち着かない。
気分の浮き沈みが激しい。
②急にやる気が出てきて燃えてきた。
③気分どんより、やる気がなくなる。
眠い重い。
それぞれに、この時期、
意識した方がいいことがあります。
この変化が強まり続けると、
5月病のようにしんどさがでてきます。
①の方は、時間を決めて、
毎日30分はリラックスする時間を作りましょう。
ゆっくりカフェ時間、瞑想タイム、
お風呂で15分はゆっくりする、などなど。
オイルマッサージも。
②の方は、燃えたまま突っ走らずに
丁寧な計画を立てることもオススメです。
この時に休み多めの
ゆっくりめのスケジュールを立てる。
辛いものの食べすぎに注意。
③の方は、お散歩に行ったり、
心地よい運動を。動きやすい体にしましょう。
新しいことを始めるのもいいですね。
食べすぎに注意。
私は②の傾向強いので、
突っ走らないように意識中です。笑
ハーバルアーユルヴェーダ・ブラフ弥生