お腹のガス対策に!
先日の講座ランチにスパイススープを作りました。
生姜とクミンとターメリックを炒めてから、
オニオンを炒めてからスープを入れ、
ムングダルという小さなお豆とカボチャを煮込みました。
いつも適当料理ですが、今回は普段より量を多くしたからか、
『あれ?味が薄すぎる!これで塩を入れても味が出ない』
ということで、スパイス料理のプロの受講生に、
テンパリングと味の整えをお願いしました。
*テンパリングとは、南インド料理でよく使われる手法で、
熱した油にスパイスを入れて後から投入します。
味見の後、『トマト入れましょう!』とのことで、
プチトマトしかなかったので、それを半分に切って入れました。
トマトはグルタミン酸がいい出汁になります。
そして、ちょっと苦手なテンパリング。
私的には音が怖いんです苦笑
取り急ぎで、お庭からカレーリーフを数枚ちぎり持っていくと、
『ヒングありますか?』と。
実はヒングも苦手意識が高いスパイス。
まず、そのままの香りも苦手だけど、
これまで数回ヒングを入れて失敗しているから、
家にはあるけれど使いにくくて。
受講生がオイルを熱し始めました。
クミンなどスパイス投入!
さすがに手慣れています。
香りが染み込んだオイルをスープにジューっと投入。
彼女の仕上げで、かなり美味しいスープができました♪
ヒングも、全く邪魔していない!むしろ美味しい!
見ていただけですが、ちょっとコツがわかったような。
ヒングは豆や芋料理と一緒に使うことが多いスパイスです。
なぜならば優秀なガス対策になるスパイスだから。
ヒング
(ケースにターメリック汚れ、、失礼します)
ヒングは豆料理に欠かせないスパイスです。
豆料理を食べるとお腹にガスがたまりませんか?
ヒングは腸内ガスの発生を抑えてくれます。
また生理痛の緩和や便秘にもいいとのこと。
香りは、そのまま嗅ぐと強烈です!
『悪魔の糞』という異名を持つほどです。
アーユルヴェーダでは、
いくつかのスパイスパウダーを調合して、
胃薬や整腸剤を作ることもありますが、
私が苦手になったきっかけが、
ヒング入りのスパイスミックスを飲んだことでした(汗)
料理に入れると、ニンニクのような香りになります。
ヒングは日本では、インド食材店で購入できます。
そのまましまうと棚や引き出しがヒングの匂いになりやすいので、
ラップを巻いてからがオススメです。
ラップを巻いて冷凍庫に入れるという方もいます。