からだを緩める
これまで、数名のお客様が
手汗で悩まれているのを見てきました。
原因はいろいろあるようですが、
ホルモンや精神的な影響などからの
自律神経のバランスの乱れが大きいそうです。
緊張状態によって、
交感神経が過剰になっている状態です。
私は先日、持病の治療のため手術を受けました。
術後しばらく、
手のひらからの汗が止まりませんでした。
手汗に悩まれていた
お客様との会話を思い出しながら、
体をなんとかリラックスさせよう。
私には呼吸法がある!
と試みましたが、
腹式呼吸が痛くてできない。
骨盤周り、お尻、腿、、ゆるめようと思っても、
緩まない。
それはそうです。
人間の体はうまくできています。
痛みや外的な攻撃から身を守るために、
体を緊張させているんだから。
痛みがマシになってきて、熱も平常に戻ると、
ちょっとづつ呼吸も楽になってきて、
垂れるほどの手汗は無くなりました。
が、病院にいる間は、
常に手のひらが湿っている状態でした。
退院して、2日ほどで、手汗はほぼ無くなりました。
家は自然と体が緩むんです。
普段から家に戻ると、
まったりゆるゆるでだらしなく(苦笑)
自然と体がOFFモードになります。
まったりした犬と猫達の匂いや、
体温や触り心地も、
私にとっての緩みスイッチです。
緩めるって、なかなか難しいんですね。
緩まらないと、眠りも浅くなり、
体が冷えることも体感しました。
緩めるって大切です。
緩めることで、血流も促進され、
体の治癒力も高まります。
アーユルヴェーダのトリートメントは、
体を緩ませる力をつけるお手伝いが得意。
お客様から、
- 薬草オイルの香りを嗅ぐと
体が緩む。
- 弥生さんの手で触られた途端に
一気に緩む。
とのお声をよくいただきます。
アーユルヴェーダのトリートメントは
痛くはありません。
痛みは体を緊張させます。
*緊張と緩みを繰り返すことで
緩ませる方法もあります。
痛くないけれど、ゆるまった箇所に、
オイルがぐんぐん入っていくから、効果も高いんです。
緩んでいいんだよ。
体の力を信じよう。
自分の持っている力に
身を委ねよう。
体をゆるゆるに緩める時間を作ることで、
緩んだ状態を体が自然と覚えます。
定期的にご来店くださっているお客様は、
冷え性や不眠などのお悩みがなくなっています。
緩め上手になっているんですね。
緊張と弛緩、どちらも必要。
寒さや冷えも、身体を緊張させます。
寒くなってきたので、暖かくしてくださいね♪
ハーバルアーユルヴェーダ ブラフ弥生