梅雨の過ごし方
日々の温度・湿度の差も激しく、気圧も変わりやすい梅雨。
天候の変動で体調を崩される方も多い季節です。
アーユルヴェーダでは、この時期は、体質を司るエネルギー・トリドーシャ(VATA・PITTA・KAPHA)のバランスが乱れやすいと言います。
ドーシャとは
https://ayurveda-ganesha.jp/10063.aspx
風が強い日は、VATA要素が、
湿度が高く冷たい日は、KAPHA要素、
蒸し暑い日は、PITTA要素が強まります。
私たちは一人一人体質が違い、乱れやすい要素も人それぞれです。
梅雨時期は普段以上に、ご自身の今の様子を丁寧に観察して、
今に合わせた食事や生活スタイルを選択したいですね。
身体ケアのポイント
★今の身体の様子を観察して、逆の性質をとりいれる。
冷たい湿気が身体にまとわるような冷えを感じる時は、
乾布摩擦などで乾燥と熱を与えてみる。
湿度の変化や強風で、身体が冷たく乾燥している時は、
温かい質をもつセサミオイルなどでマッサージを行う。
暑い日には、冷たい質を持つココナッツオイルを塗る。
ご自身の「今」を丁寧に観察して、適切な方法をチョイスして、
より効果的にケアを行うことが健康管理に繋がります。
消化力を整える
梅雨時期の温度・湿度変化など、日々の激しい変動は、
体力を消耗させます。
消化力(アグニ)も弱まりやすい時期。
消化力が低下している時は、
・食後に胃が重く感じる。
・便秘もしくは下痢。
・ガスが多い。
・食欲がない。
などの状態になります。
食事の質や仕方にも気を配りたいですね。
お腹がすいていないのに、時間だから食べる。
体力をつけなくてはと無理に食べる。
これらは、消化力をさらに低下させる原因となりますので、
お腹がすいてから、ご自身の今の消化力に見合った量を食べましょう。
そして、温かく消化の良いものを取り入れるといいですね。
消化力を高める生姜を食事に取り入れたり、消化を促進するフェンネルなどスパイスのお茶もおすすめです。
とはいえ、暑い日に冷たい飲み物を欲しくなることも。
冷たい飲み物を摂る時も、身体が冷えすぎない工夫をしたいですね。
私が毎年、梅雨になると作るスパイスシロップ。
スパイスシロップとレモンを炭酸水でわった
スパイスジンジャーエールは、
スパイスの力で、身体を冷やさずに、消化力も整えてくれます。
季節を快適に過ごすワークショップ?梅雨・夏?で、
夏に役立つスパイスのことを学びながら、
スパイスシロップも作りましょう。詳細は
https://ayurveda-ganesha.jp/10060.aspx
Herbal Ayurveda ハーバルアーユルヴェーダ